こんにちは、GCU広報です。
今回は、2019年に始動する歯磨きプロジェクト(仮称)についてご報告します。
これまでもGCUでは、
学校建設(2017年)
農村部にトラクターを贈呈(2018年)
孤児院にバイクを贈呈(2018年)
などインフラ支援のサポートを行なってまいりました。
それと同時に、2017年から行なっているカンボジアのお母さんたちの収入を増加させるための『カバンや雑貨の制作と販売支援』という継続的な支援に対するサポートも行なっています。
このように、継続的に関わり続ける支援をさらに増やしていくべく、「今彼らに何が必要なのか」を模索してまいりました。
その中で、課題として上がったのがタイトルにもある『歯磨き』なのです。
カンボジアでは朝晩歯を磨くのではなく、噛みタバコを歯磨きがわりにするという間違った習慣が定着しており虫歯問題は深刻です。
虫歯になっても治療費がなく治療できないため、40歳で全て歯がないという成人も少なくありません。
残存歯数と寿命には密接な結びつきがある(日本歯科医師会の発表)と言われています。
参考:http://tokuteikenshin-hokensidou.jp/news/2015/004283.php
健康的な歯を残すことが、カンボジアを長い目でサポートすることにつながると考えました。
そこで、私たちが関わるカンボジアの子供たちを中心に、
『正しい歯磨きの方法と習慣を身につけてもらう』支援をサポートすることに決めました。
当活動は、歯科医院への接遇指導を通じて幅広いネットワークを持つ、株式会社アンドスマイル 代表取締役の蒲ケ原 裕子さんが中心になって進めています。
まずは現状を探るべく、2018年6月4日〜9日で視察に行って参りました。
何が必要なのか調査するために子供たちの口腔内の写真を撮影したり、
カンボジアの歯科医師に現状をインタビューしたりしました。
現在、当活動に賛同する歯科医院の歯科医師、歯科衛生士の方々にカンボジアをご訪問いただく計画中です。
歯に関する継続的な教育と歯磨きの習慣定着を通じて、子供たちの未来にプラスをもたらす活動を行なっていきたいと考えております。
活動の経過報告を改めてさせていただきます。