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〜カンボジアからの報告〜

日本は夏休みが終わり新学期が始まる時期ですね。
カンボジアは日本と入れ替わりで、9月から夏休みが始まります。

GCUが建設した公立学校の生徒達も夏休みに入り
家の手伝いなどで忙しい夏休みを過ごす予定です。
今回の投稿はGCUが活動をするカンボジアの学校事情についてご紹介します。

GCUがサポートするカンボジアの農村部にも公立学校があり、
数千人の学生たちが賑やかに学校へ通っています。
日本と同じように小学校は義務教育なので
授業料は基本的に無償です。

しかし補習授業を受けるために学費が必要だったり
制服や文房具などで、実際には毎日お金がかかります。

子ども達は学ぶことが大好きなので、前のめりで授業を受け
教室からは賑やかな声が聞こえてきます。
カンボジアの農村部の学校の多くが、副教科と呼ばれる
音楽・体育・図工などの授業がありません。

そこで私たちは、子どもたちが学習だけではなく
豊かな感性を育てられるように、スポーツ大会を開催したり
色鉛筆や絵具に触れるアート体験を開催したりと
子ども達の「ワクワクドキドキ!」を応援しています。

農村部の公立学校では学校備品が足りないことが多く
私たちの支援を通じて、初めてたくさんの色を使って絵を描いた!
という子ども達も珍しくありません。

学習だけではなく、子ども達にとって学校が
「楽しい思い出の場所」となるように、
心に寄り添ったサポートができればと考えています。